1.Brunnstrom stage 中枢神経麻痺の運動パターンによる評価法。上肢、手指、下肢各々をStage1:完全麻痺からStage6:分離運動可能までの6段階に評価する。
2.(modified)Ashworth scale 筋緊張の亢進を他動運動での抵抗感で分類。筋緊張が亢進していない0から屈曲伸展の不可能な4までの5段階。Modifiedでは、1と2の間に1+がある。
3.Fugl-Meyer assessment 上肢運動機能66点、下肢運動機能34点、バランス14点、感覚24点、関節可動域・疼痛88点からなる脳卒中の総合評価。
4.Stroke Impairment Assessment Set(SIAS) 麻痺側運動機能、筋緊張、感覚、関節可動域、疼痛、体幹機能、高次脳機能、非麻痺側機能からなる機能障害の総合評価。
5.脳卒中重症度スケール(JSS) 意識、言語、無視、視野、眼球運動、瞳孔、顔面麻痺、足底反射、感覚、運動の得点を統計的に算出された重み付けにより合計する評価法。
6.NIH stroke scale 意識、瞳孔反射、注視、視野、顔面神経、上肢運動、下肢運動、足底反射、失調、感覚、無視、構音、失語症を0点から2~4点で評価する。
7.Functional Independence Measure(FIM) 世界的に普及しているADL評価法。18項目各々を1点(全介助)から7点(自立)に採点し、合計点も算出する。13個の運動項目と5個の認知項目を分けて扱うこともある。
8.Barthel index ADLの10項目を2~4段階で採点し100点が完全自立となる(英国では20点満点)。各項目の自立の点数が異なることで項目の経験的な重み付けになっている。 |